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ベーシックインカム

最近、ベーシックインカムは景気回復にいいのでは?と思い始めた。

コロナの影響で過去2回特別給付金が配られたが景気への大きな影響はなかった。
貯蓄に回した人も多かったらしい。
恐らく、単発の給付だと日本人の国民性的にもしもの備えとして貯金しちゃうのだと思う。

そこで改善案なのだが、単発的に、偶然のご褒美てきに給付金を与えるのではなく「今後5年間、1人あたり毎月〇万円を給付します」としてはどうだろうか?
5年間、毎月貰えるとはっきり約束されているなら、使おうと思う人も増えると思う。ちょっといいおやつを買ってみたり、夕飯にちょっといいものを出してみたり。財布の紐を緩める効果があると思う。
つまり、ベーシックインカムである。

財源をどうするか?実は財源はいらないと思っている。お金を刷って配ればいいと思う。そうすればインフレが起きるから。もちろんいくらでも刷っていいわけではない。日本はGDP500兆円の国。毎年10兆円くらい×5年ならハイパーインフレにはなるまい。要は程度の問題。500兆刷ったらハイパーインフレになるか?どの程度の印刷なら適度なインフレになるか、実施前にシミュレーションは必要であろう。

あと、ベーシックインカムで不要になるもの、例えば失業保険、生活保護等はカットして財源にできる。

給与は上がらない→でもベーシックインカムで収入が底上げされる→単発ではなく、支給期間が約束されている→プチ贅沢で財布の紐が緩む→消費が増える→企業の業績が上がる→給与が上がり始める

みたいなサイクルが起きればいいなと思う。
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野党の役割

国民民主党が自民党に歩み寄っている。で、批判されている

批判の根拠は「野党は政権をチェックするのが役割」だからだそうだ。
勝手に野党の役割を決めないで欲しい。
万年野党をやってて野党体質が染みついているから、こういう発想になるのだろう。

アメリカの場合
アメリカには共和党と民主党があり、共和党が政権をとったり、民主党が政権をとったりする。
どちらも与党をチェックしようなどとは考えておらず、「どうしたら有権者の支持を得られて、政権をとれるか」を考えている。もちろん戦術的に相手の政策の弱点・穴を批判することはある。ただメインの戦い方は「○○だからこういう政策をとるべきだ」という自分たちの政策の主張である。お互いに案を出し合っていて建設的だと思う。

日本の場合
あー言えばこう言う方式で、指摘のみする。うちの政党としてはこうすべきだと思う、という主張はない。なぜなら、ずっと野党でいることが前提だから。建設的な議論はできないだろう。

まとめると、「野党の役割は政権をチェックすること」と定義すると、野党は自民党のチェックと批判しかしなくなる。有権者は、野党はチェックと批判だけで新鮮な提案をすることはない、と思うようになる。政策を考えるのは自民党、チェックするのが野党という構図が固まってくる。そうすると、政権はずっと自民党、野党はずっと野党に固定されてくる。つまり、「野党の役割は政権をチェックすること」という事によって、与党の固定化に貢献していることになると思う。

政権のダイナミックな入れ替わりを望むなら、「政権のチェック」よりも「うちの政策はこれです!」という方向に力を入れた方がよい。
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