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高野連最低だな。

高校生の野球部員が有料イベントに出たらだめらしい。

何がダメなのかよくわからない。個人的には2つの点でよくわからない。

① 今回の件が「商業的利用」なのか。ダンス発表会で参加料が500円だったらしい。で商業利用と・・・それに、500円の参加料を徴収できなかったら、このダンス発表会を開催できなかっただろう。イベントを開催するにも場所を借りたり、お客さん・手伝いの人に飲食を出したりでお金がかかる。利益を出すことを目指しているように見えないし、商業利用とは言えない気がする。

② そもそも「商業的利用」がなぜダメなのか。
500円とはいえお金を取る以上、お客さんには500円以上の価値を感じてもらわないといけない。お客さんのために、野球部員に出てもらってもいいだろう。お客さんが喜ぶ→来年も来てくれる→ダンス部もハッピー。で、野球部も謝礼を受け取れて活動資金を増やすことができたら、みんな幸せではないか。ソーシャルビジネスです。

お金は素晴らしいものです。稼ぐのは大変。でも、②のような流れを作ることができれば、多くの人を幸せにすることができる。高野連も、高校野球の入場者から料金を取り、テレビから放映料を取るべきだ。そのお金を、全国の高校野球部に活動資金として出せばよい。高校生が野球を頑張る→お金を払って多くの人が来てくれる→試合を楽しむ→自分たちの活動資金も増え、野球により専念できる。よい流れではないか。

大学のころ(といってもアメリカだけど)、クラブの活動資金は学校からもらうだけでなく、自分たちで稼いでいたな。懐かしい。パーティーを開いたり、イベントでドーナツを売ったりした。自分たちの活動資金は自分たちで集める!という趣旨です。今でも、当然だと思っている。

ドーナツに関してはクリスピークリームを売った。クリスピークリームにはFundrasing(資金集め)の支援制度があって、非営利の団体は一般の人より安くドーナツを買って、それをイベント等で販売することができた(アメリカ日本)。

日本「お金がないクラブがあるなら、お金がない底辺のクラブに合わせよう」
アメリカ「お金がないなら自分たちで稼ごう」
日本の考え方は足の引っ張り合いにしか見えない。アメリカの方が健全だろう。

商業を見下しているようだが、商業の力を甘く見ないでほしい。商業には多くの人を幸せにする力がある。
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恵方巻、ハロウィン、正月、クリスマス

一年間にはいろいろな行事があるが、勝ち負けが出てきている。

1月 正月 → 負け組。おせちも作らなくなった。そもそも冷たい食事とありがたく食べる意味が分からん。
2月 節分 → 勝ち組。恵方巻で盛り返し気味。
   バレンタイン → 勝ち組。
3月 ひな祭り → 変化なし。ただ、やり方によっては盛り上げられる気がする。
   ホワイトデー → 変化なし。
4月 (特になし)
5月 こどもの日 → 変化なし。ひな祭りほどのポテンシャルはない気がする。
6月 (特になし)
7月 七夕 → 変化なし。もともとそれほど盛り上がってない。
8月 十五夜 →  変化なし。もともとそれほど盛り上がってない。
9月 (特になし)
10月 ハロウィン(New!) → 勝ち組。
11月 七五三 → 勝ち組。ただし子持ち世帯限定。
12月 クリスマス → 勝ち組。

結局、楽しくて、アクティブな行事で、楽しむ、参加することに「お金を払う価値」を消費者が感じている行事が勝ち組だと思う。

ハロウィンは勝ち組。日本に縁もゆかりもないお祭りだが、急速に広まった。家を飾り付けたり、仮想したりで楽しいし、とてもアクティブ。飾り・仮想需要で「商業化」が進んで、盛り上がりやすいのだろう。
バレンタイン、クリスマスもいい感じに「商業化」が進んでいる。チョコ、ケーキ、プレゼント。楽しい!
節分は勝ち組に入りつつある。恵方巻の影響かな。別に食べたくないが、毎年違う方向をみて華やかな巻物をたべるのはアクティブだし、楽しそう。

正月は負け組。家の中でおとなしくおせち料理を食べるような、別に楽しくもなく、内向きなイベントが支持を集めるわけがない。昔は意味があったのだろう。でも今は2019年。江戸時代や昭和の時代とは状況が違う。

お正月の衰退を悲しむ人もいる。ただ、昭和と同じ正月を2019年に楽しめ!というのが無理な話。2019年の現代にあった正月の盛り上げ方を考案した方がいい。もちろん、正月の趣旨は外さないように。年の始まりを祝う、という趣旨・目的はキープして、祝い方(方法)を変えるのです。

あと、クリスマスの商業化を批判する人もいるが筋違いである。イベントとして楽しいから、消費者は喜んでお金を払うのである。

お正月も、消費者が喜んでお金をたくさん払うくらい楽しいイベントになればいいのにと思う。

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二重国籍

大阪なおみ選手の活躍で二重国籍が改めて注目されている。

個人的には賛成。

議論をする前に、前提条件を整理した方がいい。大きく分けて以下の3パターンだと思う。

① 日本人が、他の国の国籍を得る場合
② ハーフの子供
③ 外国人が日本の国籍を得る場合

①と②はご自由に2重でも3重でも国籍持ってくださいでいいのでは?
大阪なおみ選手は②枠でOK。ハーフの子の外国籍の親は永住権付与でいいかな。

③は難しい。おそらくほとんどの反対意見は③の場合だと思う。
まず、日本国籍の安売りはしないでほしい。日本に役立つ人にだけ国籍を上げるのがよい。まずは就労ビザからスタートし、日本のために貢献してもらい、最終的にご褒美として日本国籍を上げるのがよい。高度プロフェッショナル制度で日本で10年以上働く、とかでいいのでは。そういう人ならWelcomeだろう。単純労働は貢献としてカウントしない。

文化・芸術分野での貢献枠があってもいいだろう。パックンとジェイソンはここかな。

反対意見であるのは、外国人が日本を乗っ取る説。中国とか韓国を想定しているのだろう。これは、法律でちゃんと制限をすれば大丈夫だろう。
アーノルド・シュワルツェネッガーはアメリカ国籍を持っているが、アメリカ大統領にはなれない。なぜか。アメリカの憲法にこう書いてあるから。

Article II Section 1
5: No Person except a natural born Citizen, or a Citizen of the United States, at the time of the Adoption of this Constitution, shall be eligible to the Office of President; neither shall any Person be eligible to that Office who shall not have attained to the Age of thirty five Years, and been fourteen Years a Resident within the United States.

太字部分だけ訳すと「生まれながらの市民を除き、何人も大統領にはなれない」。生まれながらの市民(Natural Born Citizen)というのがポイント。シュワルツェネッガーは生まれながらのアメリカ国民ではないので大統領にはなれないのです。

日本もこれを応用すればいい。「生まれながらの日本人を除き、何人も選挙で選ばれる公職にはつけない」と法律で決める。いや、法律だと弱い。憲法に入れるのが一番安全かな。法律だと「法の下の平等に反する」とか言い出す人が出てくる。憲法に書いちゃえば文句を言われることはない。

あと、通名・通称禁止。日本国籍を取得するタイミングで、今後使う名前を1つだけ決めるよう法律で決める。

まとめると、2重国籍には賛成だが、ちゃんと条件を定めてほしい、というのが個人的な意見。

ただ、移民の議論が全然できていないのに、2重国籍の議論はまだまだ日本ではできないだろう。

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効率的な戦力の使い方

戦力を交渉カードとして使うのが、最も効率的な戦力の使い方だろう。

コリン・パウエルの「リーダーを目指す人の心得」という本を読んで思った。
291ページから始まる、ハイチでクーデターを起こしたセドラ将軍を追い出した際のエピソードが興味深い。ハイチは大阪なおみ選手のお父さんの出身地ですね。

リーダーを目指す人の心得 文庫版








そもそもハイチで何が起きたのか?Wikiを参考にざっと書くと、
ハイチはもともと政情が不安定な国だったが、1987年に新しい憲法が制定された。これに基づき、民主的な選挙が行われ、1991年2月にジャン=ベルトラン・アリスティドが大統領に就任した。しかし、就任して数か月後の1991年9月、ラウル・セドラ将軍がクーデターを起こし、アリスティドは国外に亡命した。民主的な選挙で選ばれた大統領をクーデターで追い出すなどアメリカ側が許すはずもなく、当時のクリントン大統領は軍事介入(アップホールド・デモクラシー作戦)を決定した。作戦の開始予定は1994年9月19日だったが、直前になってカーター元大統領やパウエル元統合参謀本部議長を特使として派遣し、最後の交渉を行った。交渉は難航したが、最終的に説得に成功し、セドラ将軍が退陣することで決着した。

この最後の説得の記述がとても興味深かった。以下この本からの引用。
「事態が決着したのは、退陣しなければなにが起きるのかを、(省略)説明した時だった。派兵規模と戦術を説明したあと、"明日には部隊が到着する"と告げたのだ。(省略)降りる潮時だとセドラも暫定政府もわかってくれたらしい。」(292ページ)

一言でいうと「脅し」である。そして、戦力を「脅し」として使うのが、最も効率的な戦力の使い方だと思った。戦争はお金がかかるし、お互いに犠牲者を出さないようにするのはほぼ不可能。
しかもどのような結果になるか、不確実性が高い。感情的になった第3国が突然参戦すると言い出すかもしれないし、見方が怖気づいて期待していた支援を得られなるかもしれない。下手に政府を破壊してしまうと、戦後にその国を再建する責任が降ってくる(この本の295ページの「壊した人が持ち主になる」も面白い)。

それよりも戦力を脅しとして使えば、戦争に伴って発生する厄介を避けることができる。実際に戦争するのではなく、「脅し」として使うのが一番効率的だと思った。武力に裏付けされた脅しも外交上の交渉カードの1つである。

「脅迫だ!ひどい!」という人もいるが、何をやってもいいのが外交だろう。戦争だって外交手段の一つだ(もちろん、国連とか国際世論の空気には十分注意を払う必要があるが)。日本の報道だと「外交の裏側」的に扱われそうだが、外交に裏も表もない。外交は(空気を読みつつも)持てるカードはすべて使うものだ、とこの本を読んで感じた。

なお、サダム・フセインのように玉砕を選ぶ相手もいるので、その場合は戦争になってしまう。


リーダーを目指す人の心得 文庫版



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インフルエンザ薬

画期的なインフル薬、耐性ウイルス検出

すごい薬だけど、やはり耐性ウィルスは出てくるのね。
せっかく開発したのにもったいない。もったいないというのは、製薬会社に対してではなくて、人類に対してです。

そもそもインフルエンザに薬を処方する必要があるのか?

インフルエンザ対策は、これが正しいと思う。
① ワクチンによる予防
② かかったら自然治癒。体力があれば別に死ぬ病気ではない。悪寒、関節痛はつらいけど。でも死ぬほどではない。
③ ②を乗り越えられなさそうな、体力の弱い人にはインフル薬を処方

「自然治癒する人にもインフル薬を処方 → 耐性ウィルスの発生 → インフル薬が効かず③の人が死亡」という流れになるのでは?

自然治癒する人にも処方して(安易な処方)耐性ウィルスの発生を早め、ゾフルーザの利益を享受できる期間を短くする。おまけに社会保険制度に負担もかかる。

自然治癒する人には処方しないで、③の人だけに処方するようにすれば、耐性ウィルスの発生を遅らすことができ、人類はゾフルーザの利益を長期間享受できる。社会保険制度の負担も軽くなる。

もったいない処方の仕方をしていると思う。
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韓国が哨戒機を攻撃する可能性

1つか2つ前の哨戒機が撃墜されるリスクを書いたが、意外とあり得るのかも。

哨戒機を撃墜した場合の韓国側のメリット、デメリットを考えてみた。

メリット
・大統領の支持率アップ
・つばぜり合いが続いている中での攻撃なので、自己防衛と主張できる
・偶発的な衝突として処理するよう主張できる
・韓国側に犠牲者はでない
・北朝鮮情勢もあるので、日韓関係が悪くなることを懸念した国際世論のプレッシャーは少ない

デメリット
・世界中かあら非難を浴びる。ただし、韓国も日本もお互いに慎重に対応してほしい、という非難がメインだろう。→ 韓国にとっては痛くない。日本にとってはつらい。
・日韓関係が悪くなる。国交断絶もありうる。→ 韓国にとっては大したことではないかもしれない。日本は「大人の対応」が好きだから、経済制裁はあっても国交断裂さえないと思われているかも。
・日本から抗議される(が、反撃はされない)→ つまり、韓国側に犠牲者は出ないし、日本との戦争になることもないと思っているのでは。

韓国側の視点で考えてみると、哨戒機を攻撃するコスト(デメリット)が意外と少ない気がする。
韓国側にとっての最大のコストは国交断絶だろう。日本との貿易、交流が無くなったとしてどの程度の痛手なのだろうか?よくわからん。誰か金額を計算してくれ。

哨戒機を攻撃するコストが低ければ、韓国が攻撃を実行する可能性は大いにある。
韓国側のコストを上げる(攻撃しづらくする)ためにも、哨戒機にはしっかりとした護衛をつけるべきだろう。

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哨戒機の護衛

低空飛行で威嚇された」と言いがかりをつけられている。

「威嚇だ!威嚇だ!」と言い続けるうちにエスカレートし、最終的はP1を撃ち落としかねない。P1を撃墜し、「異常接近され脅威を感じた。正当防衛だ!」と言うと思う。

過去の日本の対応を見ると、武力行使に武力で対抗した例はない。それは韓国も知っている。日本の足元を見て「日本は武力行使しても、武力で返すことはない」というのが韓国の理解だと思う。痛い目にあうことはない、と思っているので韓国側が危険な行動に出てくる可能性は大いにある。

つまり、想像できるシナリオは、
① 自衛隊はP1やP3Cで通常通り哨戒する
② 「威嚇だ!脅威だ!」と韓国が主張する
③ ①~②が何回か繰り返される
④ 韓国がP1かP3Cを撃墜する(武力で反撃されないと思われている)。「正当防衛だ」と声明を出す。
⑤ 日本が抗議する。経済制裁や断交はするかも。でも武力行使はしない。

哨戒機の安全確保に関する議論があまり報道で聞かれないのは寂しい。丸腰のP1/P3Cを前線に送って、後方に護衛を飛ばしていないとしたら上長失格です。部下を守れ。

個人的には、哨戒機の後方にAWACSとF2(対艦ミサイル積んで)を飛ばすのがよいと思う。こうすれば本気を示すことができ、④を思いとどまらせることができる。仮に④をやったとしても即座に反撃できる。

反撃のタイミングは大事だと思う。④が発生して即座に反撃したら、武力衝突が1件発生した、という扱いになる。逆に、⑤の後で反撃したら、それこそ本気の戦争になる。そういう意味では、④のタイミングを逃したら、日本側に反撃の機会はなくなる。

AWACSとF2を後方に飛ばせ。そうすれば、
- ④が発生するのを抑止できる
- ④が発生してもタイミングよく反撃できる
- 現場の自衛官に対して、「政治家はあなたがたの安全を本気で考えています」というメッセージになる
- 「日本は反撃する」という良い前例になる。この前例は中国に対しても影響を与えるだろう。

一石四鳥じゃないですか。デメリットは韓国が騒ぐのとCO2の排出量が増えるくらいかな。

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韓国側の政治目的

韓国がご乱心の様です。「こいつらアホだ・・・」と思うが、本当のところはどうなのだろう?

「アホ」と決めつけて過小評価してしまうのは危険。後で痛い目にあう危険がある。
逆に「何か別の目的があるのでは?」と今のところ考えておき、あとで「過大評価だった」と分かった方が安全です。

大騒ぎしているが、韓国側の政治目的は何なのだろうか?
① 「高度が低すぎました。ごめんなさい。」と言わせたい。
② 政権側の支持率アップ
③ 国際世論へのアピール
④ 反日活動をしていい気分になるため
⑤ ・・・(自分の知識ではこれ以上思い浮かばない)

一番警戒すべきは③かな。国際世論は、徐々に積み上げていく「資産」だと思う。いきなりは味方になってくれないから、徐々に働きかけて自分の味方になるよう働きかけ、積み上げ、蓄積していくもの。韓国は自分たち側に国際世論を導こうとしているのかも。要は宣伝活動。

海の向こう側のヨーロッパなどアジアの情報は少ないと思う(ロケットマン的なインパクトのあることをやれば話は別だが)。

「日本はひどい」「救助中に威嚇された」「低空飛行されて怖かったよー」と言い続けたとする。これが海のはるか向こう側のヨーロッパ等で断片的に報道される状況を想像してほしい。ヨーロッパ人は「日本と韓国は仲が悪いんだ」「日本から圧力を受けてるんだ」的な印象を徐々に刷り込まれることになる。この刷り込みが長い時間をかけて積みあがると、国際世論という資産になる。

韓国は「国際世論という資産」を今すぐに使う予定はないと思う。ただ、いつか竹島問題で軽い武力衝突が発生したりした時、この「国際世論という資産」は韓国側を大いに助けることになり、日本側を困らすことになる。

韓国側の政治目的は「国際世論という資産を積み上げること」ということに仮定しようと思う。後々に、「実は韓国はただのアホで、過大評価だった」ということが判明したら、よいことではないか。逆に、過小評価していて一本取られた!と後になってわかったら目も当てられない。

しかし、「国際世論という資産を積み上げること」が本当に韓国側の政治目的だとしたら、日本側はどう対応すればよいのだろう・・・難しい・・・政府頑張れ。

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9条改正にYesと言えない理由

今回のレーダー照射問題に関して自民党の会合で、経済制裁防衛協力の縮小を求める意見が出ているようで。

政治家がこういう発言をしているから、国民は9条改正にYesと言えないのだと思う。

国民の自衛隊に対する信頼は高い(と思う)。災害派遣やPKO等で実績を積み上げてきている。自衛隊が暴走すると思っている人は減っている(と思う)。問題は政治家への信頼。自衛隊は文民に従う。政治家が戦争をやると言ったら自衛隊は戦争をする。自衛隊を使う政治家への信頼が低いことが、9条改正にYesと言えない理由であろう。

今回の件、対応する上での政治目的(方向性)はどちらか。
① 韓国に「ごめんなさい」と言わせる
② 今後なめられないようにする(経済制裁orAWACS)

①は実現不可能。どんなに日本側から情報を開示しても「ねつ造だ!」と一蹴されて終わる。情報を出すよう要求しても、別の船の火器管制レーダーの情報を提出してくるだろう。国内なら令状とって強制捜査だが、他国が相手では無理。①は実現不可能なことがわかりきっているので、①を目指して努力をしてはいけない。時間の無駄。

ニュースを見ていると日本の政治家は①を目指しているように思える。①を目指すために投入する努力、得られる結果(ごめんと言われてスッキリするだけ)、望んだ結果が得られる確率(ほぼ0%)を考慮すると、政治目的①を追求するのは合理的ではない。

合理的な判断をできない人たちに自衛隊の管理を任せたくない。だから9条改正はNoよ。というロジックで9条改正は支持を得られないのだと思う。

目指すべきは②だろう。実現するための手段は、AWACSとF2でP1を後方支援。交戦規程で「火器管制レーダーが照射されたら対艦ミサイルを1発だけ即発射」と定め、公表する。韓国側は激怒して文句言ってくるだろうが、なめられることはなくなる。こっちの方が合理的だろう。

仮に、自民党の会合で政治目的②を念頭に議論が行われていたら、以下のようなニュースになっていただろう。
「最前線で哨戒に当たるP1の護衛方法について活発に意見が交換された」

「堪忍袋の緒が切れた!経済制裁!防衛協力縮小!」より全然スマート。政治家は合理的な判断をしている、という印象になるんじゃないかな。

なお、経済制裁は政治目的②の手段としても使えるが、副作用というか余計ないさかいが増えそうなのでやめた方がいい。

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つまらない回答

岩屋防衛相のコメント

産経新聞に防衛省の回答(↓)がのっていたが、つまらない。つまらなさ過ぎる。堅物・・・
「正確ではない。高度150メートル、距離500メートル以上を確保し、従来通り国際法や国内法にのっとって適切な運用を行った」

もっと楽しく回答すればいいのに。こんな風に回答したら、韓国側が逆上してもっと楽しいことになると思う。
「正確ではない。高度150メートル、距離500メートル以上を確保していた。韓国海軍の練度が低く、正しく計測できなかったのだろう。火器管制レーダーを照射してしまったのも、その辺が原因かもしれないですね。」

ユーモアや皮肉のセンスって大事だと思う。

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