SSブログ

尖閣諸島

尖閣諸島に中国政府の船が連続して出没している。


共産中国が何を考えているか知る由もないが、とりあえずは「尖閣諸島の領有を狙っている」と想定すべきだろう。では、どのように中国は領有権を日本から奪うか?いきなり軍隊を送り込むことはしないだろう。軍隊を送り込むのは、領有の既成事実が出来上がり、最後の仕上げとして送り込む。では、どうやって領有の既成事実を作り上げるのか?基本的に以下の①~⑦を数年に渡って行い、「中国の領土から日本を追い払った」という形式を作り上げるのだろう。

現在
① 中国公船が接続水域に侵入

今後起こること  → 海上保安庁との小競り合いが発生する。船同士の衝突も起こりうる。
② 中国公船が領海に侵入
③ 中国漁船が接続水域に侵入(公船の護衛付き、もちろん)
④ 中国漁船が領海に侵入(公船の護衛付き、もちろん)
⑤ 中国公船が日本漁船を銃撃・拿捕(日本人漁師は裁判にかけられ、罰金刑を受ける。人道的処置として日本政府が罰金を肩代わりし支払。日本人漁師は無事帰国)
⑥ 中国人が尖閣諸島に上陸(中国国旗を掲げる、もちろん)
⑦ 中国公船が尖閣諸島周辺を封鎖
⑧ 尖閣諸島に中国軍を送り込む

②~⑥の順番は入れ替わるだろう。中国側は「②~⑥をどの順番で、いつ実行しようか」と計画しているだろう。

これを前提として、日本はどうすべきか?
結論から言うと「国際的に大騒ぎする」ことである。

とりあえず、①灯台を建築する、②測候所を作る、③誰かを常駐させる、といったことを行う。
当然、中国側がクレームを入れてくる。で、このクレームに対して大騒ぎする。記者会見、外交文書、国連、Youtube、海外の新聞広告、etc。騒げば騒ぐほど「中国は日本とも揉めてるんだ」という心象が世界に広がる。

日本VS中国 だったら世界は注目しないし、世界からの支援も得られない。しかし、大騒ぎして「中国は南シナ海やインドだけでなく、日本とも揉めてる」という心象を世界が持てば、「中国による現状変更の企ては認めない」ということになり、世界VS中国という構図に持ち込むことができる。

恐らく、中国としては②~⑥の段階では日本VS中国にとどめて置き、⑦⑧になるまでは世界VS中国の構図にしたくないはず。⑦⑧になってしまえば、世界VS中国になったとしても、「尖閣にいる中国軍を追い出すためとはいえ武力衝突は起こしたくないから非難決議で済まそう」となるだろう。で、非難決議など中国は気にしないから、中国による実効支配完了となるだろう。

つまり、早い段階で(できれば①~②のうちに)日本が国際的に大騒ぎし世界の注目を尖閣諸島に集めることが尖閣諸島を守る一番良い方法である。南シナ海に関して声を上げている国がある。こういった国と団結して共産中国に対抗するのである。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。