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金正恩の亡命先

米朝首脳会談

北朝鮮の非核化交渉を進めていくうえで、金正恩や軍や政府の高官の将来的な安全の保障をどうするかは避けて通れないテーマだと思う。

短期的(1-3年)は今の体制を使うのが効率的だろう。CVID、インフラ整備、外資を呼び込んで天然資源開発。
中期的(4-10年)には開発独裁で国をコントロールできるかな。ただ、経済がメインになるから、金正恩や軍の発言力は徐々に下がるだろう。
長期的(11年以降)には、金正恩は北朝鮮国内での居場所の確保が難しくなると思う。経済発展すると国民の学力は上がる。経済を回すためにある程度の言論の自由は許さざるを得なくなる。海外の情報も入ってくる。つまり北朝鮮の人々の力が相対的に強くなる。金正恩と政府や軍の高官は北朝鮮内で居場所を見つけるのが困難になってくるだろう。

つまり、経済的に発展した後の金正恩や他の高官の身の安全を確保する取り決めが大事になると思う。

① 開発独裁をうまくやって、北朝鮮の人々の英雄になる → 国内で安全
② 中国式でがっつり支配 → 国内で安全
③ 国民の金一族に対する怒りが噴出 → 亡命(中国?キューバ?アフリカ?)

③(=最悪のケース)になったとしても安全が確保される、と北朝鮮の高官に感じてもらう必要がある。

日本的には今すぐにでも日本国内で裁判にかけて刑務所に入れたいところだろう。
だが、交渉で合意するか決める権利は北朝鮮側にもある。
北朝鮮の人々のことを考えると今の状態を続けさせるわけにもいかないし、武力行使で双方に犠牲者がでるのも避けたい。金正恩が北朝鮮の人々共に玉砕なんて選択をしたら最悪です。できれば交渉で終わらせるのが望ましい。

そう考えると、5年後、10年後の金正恩や他の高官の安全を保障することは、北朝鮮を合意させるうえで避けて通れない要件だろう。

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