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恵方巻、ハロウィン、正月、クリスマス

一年間にはいろいろな行事があるが、勝ち負けが出てきている。

1月 正月 → 負け組。おせちも作らなくなった。そもそも冷たい食事とありがたく食べる意味が分からん。
2月 節分 → 勝ち組。恵方巻で盛り返し気味。
   バレンタイン → 勝ち組。
3月 ひな祭り → 変化なし。ただ、やり方によっては盛り上げられる気がする。
   ホワイトデー → 変化なし。
4月 (特になし)
5月 こどもの日 → 変化なし。ひな祭りほどのポテンシャルはない気がする。
6月 (特になし)
7月 七夕 → 変化なし。もともとそれほど盛り上がってない。
8月 十五夜 →  変化なし。もともとそれほど盛り上がってない。
9月 (特になし)
10月 ハロウィン(New!) → 勝ち組。
11月 七五三 → 勝ち組。ただし子持ち世帯限定。
12月 クリスマス → 勝ち組。

結局、楽しくて、アクティブな行事で、楽しむ、参加することに「お金を払う価値」を消費者が感じている行事が勝ち組だと思う。

ハロウィンは勝ち組。日本に縁もゆかりもないお祭りだが、急速に広まった。家を飾り付けたり、仮想したりで楽しいし、とてもアクティブ。飾り・仮想需要で「商業化」が進んで、盛り上がりやすいのだろう。
バレンタイン、クリスマスもいい感じに「商業化」が進んでいる。チョコ、ケーキ、プレゼント。楽しい!
節分は勝ち組に入りつつある。恵方巻の影響かな。別に食べたくないが、毎年違う方向をみて華やかな巻物をたべるのはアクティブだし、楽しそう。

正月は負け組。家の中でおとなしくおせち料理を食べるような、別に楽しくもなく、内向きなイベントが支持を集めるわけがない。昔は意味があったのだろう。でも今は2019年。江戸時代や昭和の時代とは状況が違う。

お正月の衰退を悲しむ人もいる。ただ、昭和と同じ正月を2019年に楽しめ!というのが無理な話。2019年の現代にあった正月の盛り上げ方を考案した方がいい。もちろん、正月の趣旨は外さないように。年の始まりを祝う、という趣旨・目的はキープして、祝い方(方法)を変えるのです。

あと、クリスマスの商業化を批判する人もいるが筋違いである。イベントとして楽しいから、消費者は喜んでお金を払うのである。

お正月も、消費者が喜んでお金をたくさん払うくらい楽しいイベントになればいいのにと思う。

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二重国籍

大阪なおみ選手の活躍で二重国籍が改めて注目されている。

個人的には賛成。

議論をする前に、前提条件を整理した方がいい。大きく分けて以下の3パターンだと思う。

① 日本人が、他の国の国籍を得る場合
② ハーフの子供
③ 外国人が日本の国籍を得る場合

①と②はご自由に2重でも3重でも国籍持ってくださいでいいのでは?
大阪なおみ選手は②枠でOK。ハーフの子の外国籍の親は永住権付与でいいかな。

③は難しい。おそらくほとんどの反対意見は③の場合だと思う。
まず、日本国籍の安売りはしないでほしい。日本に役立つ人にだけ国籍を上げるのがよい。まずは就労ビザからスタートし、日本のために貢献してもらい、最終的にご褒美として日本国籍を上げるのがよい。高度プロフェッショナル制度で日本で10年以上働く、とかでいいのでは。そういう人ならWelcomeだろう。単純労働は貢献としてカウントしない。

文化・芸術分野での貢献枠があってもいいだろう。パックンとジェイソンはここかな。

反対意見であるのは、外国人が日本を乗っ取る説。中国とか韓国を想定しているのだろう。これは、法律でちゃんと制限をすれば大丈夫だろう。
アーノルド・シュワルツェネッガーはアメリカ国籍を持っているが、アメリカ大統領にはなれない。なぜか。アメリカの憲法にこう書いてあるから。

Article II Section 1
5: No Person except a natural born Citizen, or a Citizen of the United States, at the time of the Adoption of this Constitution, shall be eligible to the Office of President; neither shall any Person be eligible to that Office who shall not have attained to the Age of thirty five Years, and been fourteen Years a Resident within the United States.

太字部分だけ訳すと「生まれながらの市民を除き、何人も大統領にはなれない」。生まれながらの市民(Natural Born Citizen)というのがポイント。シュワルツェネッガーは生まれながらのアメリカ国民ではないので大統領にはなれないのです。

日本もこれを応用すればいい。「生まれながらの日本人を除き、何人も選挙で選ばれる公職にはつけない」と法律で決める。いや、法律だと弱い。憲法に入れるのが一番安全かな。法律だと「法の下の平等に反する」とか言い出す人が出てくる。憲法に書いちゃえば文句を言われることはない。

あと、通名・通称禁止。日本国籍を取得するタイミングで、今後使う名前を1つだけ決めるよう法律で決める。

まとめると、2重国籍には賛成だが、ちゃんと条件を定めてほしい、というのが個人的な意見。

ただ、移民の議論が全然できていないのに、2重国籍の議論はまだまだ日本ではできないだろう。

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