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形式と実質

明石市長が暴言したらしい。

まあ、この発言ならパワハラと言われたらアウトだろう。
選挙を経験した割には言葉の重みをわかってない。軽率。

この件、論点は2つ。
① 形式的にOKか
② 実質的にOKか

まず①。正しい言葉を選んでいるか、と言った方がわかりやすいかもしれない。内容が正しいかどうかは別として、問題のない言葉を選んでいるか。発言は、言ったその場で終わりになることはなく、発言した後で独り歩きするものです。発言が独り歩きしたときに問題がないかが①の形式面の重要さです。

②は言っている内容が正しいか。表現の仕方は置いておき、言っている内容がそもそも正しいか。

例えば、ヤクザが「誠意を見せてほしい」といった場合、①の形式面ではOK。文字を見ただけではおかしくない。ただ、実質的には誠意=お金なので②はアウト。

明石市長の発言を見てみると、①がNGで、②はOKか。
市民のことを思っているのはわかる。部下に説教するんはOK。記事に書かれている部下の発言を見ていると「使えない部下だな」と思ってしまう。ただ、表現の仕方は明らかにNG。「火つけてこい」はだめだろ。

市長だろうが何だろうが、発言するときは「発言が独り歩きする」ことを考慮する必要がある。この認識は絶対に持った方がいい。「リーダーを目指す人の心得(コリン・パウエル)」の202ページにこんな記載があった。
「将軍。あなたが報道関係者とかかわるとき、リスクを負っているのはあなただけです。」

リーダーを目指す人の心得 文庫版

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  • 作者: コリン・パウエル
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2017/06/09
  • メディア: 文庫



その通りだと思う。「報道関係者」を「部下」に置き換えてもよい。発言の一部を取り出して報道するのはクズだが、報道関係者がそうすることはわかりきっていることである。それに、小型レコーダーがあることだってわかりきっていること。つまりリスクがある。そのリスクに対処しなかった市長は甘い。

一部の記事を見ていると①(形式的に)はだめな発言だが、②(実施的に)はいいことを言っているのであまり問題ではない的なコメントもある。考え方が甘い。そういう甘い考えをしていると、報道に足元をすくわれることになる。部下を説教するときだって同じ。どんなにいいことをいっていても、ひどい言葉を使ったらだめ。

発言をする以上、①と②、両方ともOKである必要がある。
自分の結論は、明石市長の件は、①はNG、②はOK。なので、全体としてNG発言。

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